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「食品安全のためのブロックチェーン戦略を作ってほしい」と上司に言われたら、どこから手をつけますか?実際に始めてみると、すぐに自分が未知の領域にいることに気づくでしょう。複雑でコストがかかり、キャリアにも影響を及ぼす取り組みに身を投じる羽目になり、最終的に状況をコントロールするのが難しくなります。どういうことか、詳しく見ていきましょう。

テクノロジーへの依存Greenfence gfsi19 blog2PIC1

ブロックチェーンという言葉は、ここ1年半ほどの間に食品安全と同義語になりました。組織がステークホルダーの信頼を高めようと、競ってサプライチェーンでブロックチェーンの利用を模索し始めたからです。

ブロックチェーンを追求し始めると、すぐに自分がIT企業やコンサルティング企業のさまざまなサービスに浸りきっていることに気づくでしょう。いずれの企業も、その多くは「カスタムメイド」と銘打っていながら、同じようなサービスを提供しているように見えます。結果として、多くの食品安全の専門家が既存の大手企業に向かうのもさほど意外ではありません。

しかし、こうしたIT企業や外部のコンサルタントを当てにしていると、あなたは単なるコーディネーターの役割を果たすだけになってしまいます。あるいは、さらに悪いことに、あなた自身のプロジェクトにおいて、リーダーではなく傍観者になってしまうのです。また、トラッキングやトレーシングなどの簡単なプロジェクトでも、複数の関係者が関わることで、あなたとサプライヤーにとって、さらに多くの時間、リソース、高いコストが必要になる可能性を示唆しています。

リスクを回避して、期待をコントロールする

重要なことに、ブロックチェーンを(真に)機能させるには、農場から食卓まで、すべての参加者にとってブロックチェーンが利用しやすく、手頃な価格でなければなりません。食品がどこから来たものか、他にどのような手段で知ろうというのでしょうか?ブロックチェーンを大きな規模で機能させるには、バリューチェーン全体に及ぶすべての参加者の手に、管理を分散させる必要があります。これは、広範にわたるグローバルな食品安全とトレーサビリティに向けて、ブロックチェーンを成功させるための中核的条件となります。

ブロックチェーンプロバイダーにまず尋ねたい質問には、次のようなものがあるでしょう。

  • 「どれほど素早く、簡単にサプライチェーンに組み込まれますか?それにはどのくらいのコストがかかりますか?」
  • 「あなたのブロックチェーンは、透明性を確保してサプライチェーンデータを共有してもらうよう、サプライヤーをどのように説得しますか?
  • 「あなたのブロックチェーンは、ウォルマートのブロックチェーンのように、食品の加工・流通過程の管理を通じて2秒以内に調達元まで追跡するものですか?もし追跡するならば、それは何を意味するでしょう―これを機能させるには、すべてのサプライヤーが参加する必要がありますか?参加する必要があるなら、サプライヤーが変わった場合はどのようにして分かりますか?」
  • 「あなたのブロックチェーンは、ブローカーまたは農業従事者の購買傾向をどのように把握しますか?ブロックチェーン上にいない他の誰かから購入した場合はどうなりますか?」
  • 「ブロックチェーン上の情報が真実であると、どのようにして分かるのですか?」
  • 「追跡が事後処理であることを考えると、ブロックチェーンはどのようにして集団感染(アウトブレイク)や食品回収、消費者の死亡を防ぐのですか?」
  • …要するに、「詳しい仕組みを教えてください!」ということです。

今日、企業は依然としてサプライチェーンの透明性やトレーサビリティを確保することに苦労しています。ブロックチェーンは特効薬ではありません。ブロックチェーンだけで、こうしたジレンマを解消できるわけではありません。

未来に向けた基盤の構築

Greenfence gfsi19 blog2PIC2食品安全をめぐる環境は常に変化しています。新たな脅威やグローバル化、そして何よりも消費者の信頼を得る必要性があるために、あなたをはじめ、この分野に従事する組織は大きなプレッシャーにさらされており、私たちが口にする食品が安全で持続可能な調達によるものであることを保証するよう求められています。今日、私たちがブロックチェーンから必要とするものと、将来必要になるものは、確実に変化するでしょう。そうした変化には、私たちが予測できるものもあれば、まったく分からないものもあります。

そのため、ブロックチェーンのソリューションを定義して展開するプロセスは、簡単かつ迅速なものでなければならず、大規模な投資を要するものであってはなりません。あなた自身の組織のニーズを反映したブロックを組み立てるように、ターンキー方式のブロックチェーンソリューションを利用できるようにするべきです。ブロックチェーンの複雑な面をすべて理解する必要はないので安心してください。使いやすく、高速で便利な各種ツールを利用するだけで、サプライチェーンでのプロセスを反映し、ブロックチェーンにおいて望まれるすべての利点を盛り込んだブロックチェーンを構築できます。そうした利点には、ほんの2つを挙げるだけでも、共有台帳や改変できない記録などがあります。

簡単に言うと、ブロックチェーンの管理は、用途を最もよく理解している人の手に渡す必要があります。そうすることにより、大規模かつ高速な方法でブロックチェーンを素早く実装できますし、実際にそうするべきです。

ニーズに合わせたブロックチェーンの活用

規模や地理的場所を問わず、あらゆるステークホルダーに対し、セルフサービス式のアプローチを通じた(本当の意味で)高速なブロックチェーンソリューションに向けて、業界の準備が整ったことに疑問の余地はありません。すべてのサプライチェーン参加者、食品安全および認証のリーダー、チーム、コンソーシアムにまたがる、完全に包括的かつ大規模なブロックチェーンソリューションの力を想像してみてください。

あなたのニーズ、プレーヤー、プロセスを明確に示すことができれば、素早く(ほんの数分で)ブロックチェーン環境を創出し、真にやるべき仕事に取りかかることができます。その仕事とは、信頼できる人、パートナー、エージェンシーが参加して真に透明なサプライチェーンを構築し、ブロックチェーン、そしてGFSI(グローバル・フード・セーフティ・イニシアチブ)によってすべての消費者に安全な食品をという最終目標を実現することです。

世界初のセルフサービス式ブロックチェーン上でこれを実現する方法を、わずか15分でお見せします。227日(水)午前815分~915分に開催する世界食品安全会議スペシャル・セッションにぜひご参加ください。GFSIビレッジ27番でお待ちしております。


本ブログはこちらの方にご執筆、ご寄稿いただきました。:

MITCH

Mitch Chait(ミッチ・チャイット)氏
グリーンフェンス
CEO

 

 

JonLabriePicSQUARE

Jon Labrie(ジョン・ラブリー)氏
グリーンフェンス
ブロックチェーンシステム&アプリケーションSVP