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世界食品安全会議2019で必見なのは、プレナリー本会議だけではありません。3日間にわたるカンファレンスでは、本会議室は時に小規模で、より親密なスペースに分割され、ブレークアウト分科会が同時開催されます。分科会では、食品業界に影響を与える議題を深く掘り下げます。


分科会は、本会議で触れているより幅広い課題に対して、具体的かつ適用可能な情報を学ぶことができます。プレゼンテーションでは、実際のケーススタディ(成功事例と教訓)を取り上げ、食品安全の最前線に立っている方々から実用的かつ実践的なアプローチを提供していただきます。講演者は、著名な学者、業界のリーダー、食品安全の革新者など、参加者からの質問に答える準備ができています。


今年の分科会は、会議のテーマ、新たな課題と食品安全の将来を中心にして行われます。参加者は、アレルゲン管理やフードチェーンの脅威など、現在注目されている重要な議題について学び、ビッグデータから第三者認証まで、これらの課題に対処するための革新的な方法を発見するでしょう。 GFSI承認された認証規格オーナーによる、10回目の特別分科会も追加されます。 


GFSIのプログラム紹介を探している初めての会議参加者から、技術動向についての詳細な議論に熱心に取り組む専門家まで、あらゆる種類の分科会があります。議題は次のとおりです。


分科会の詳細な説明は公式プログラムにありますので、最新情報 を受け取れるようご登録されていることをご確認ください。3つの並行セッションが同時に開催されるので、最も難しいのはどちらに参加するかを選択することでしょう! 

 


新興市場におけるキャパシティ・ビルディング 

安全で安心な食と社会経済的発展の切っても切れないつながりを認識して、国連は、2030アジェンダのSDG目標に食品安全を取り入れています。この会議では、農業-食品チェーンのすべての当事者に最新の注意を払い、これらの食品安全キャパシティ目標に向かっって新興市場を導き得る道筋を先導するでしょう。世界の新興市場での経験を有する講演者の方々は、食品安全および生活の質を確実に向上させる、栄養プログラム、政策介入、技術革新などのキャパシティ・ビルディングへの、総合的なアプローチを考察します。

新たな課題に取り組む

本会議2に伴い考案されたこの分科会では、リスクが発生する前に予見することに重点を置いて、食品安全の課題に取り組むための方法を紹介します。学界、製造業、物流、リテールの経験豊富な専門家は、それぞれの分野で見られた課題を共有し、新たなリスクへの解決策を提案します。参加者の皆様は、自組織内でこれらのリスクを予防し緩和するために必要な知識を持ち帰ることができます。


フードチェーンへの脅威に対応する

原材料が不足し関税が上がると、悪意のある人は、経済的な目的に駆られて、偽造、サイバー攻撃、あからさまな強盗などの手法を用いて今まで以上に食品セクターを利用しようとします。産業食品セクターのような弱者は、十分な安全対策も講じないままデジタル化や自動化が推進され、更に危険にさらされてきました。このセッションでは、「バイオビジランス」(細菌・ウイルス・微生物などへの安全性の監視)など急速に広がる食品の防衛戦線で、食品システムを守るべく御尽力されている安全の専門家を官民セクターからお招きしています。


食品安全の将来はデータ管理

画期的なデータ技術により、多くの貴重な情報が簡単に入手できるようになり、安全な食品の生産、加工、販売のより良い方法が分かるようになりました。このセッションでは、実際に使われている例を用いて、どのようにしてビックデータが食品安全に応用されていて、将来的に成長していくべきかを検証します。講演者は既存のツールや方法を検証し、これらの能力が消費者との関わり、サプライチェーンにおける安全や食品の質の向上などに役立っているか実証します。

第三者認証が取引にもたらす調和

現在、世界的に食品サプライチェーンが関連し合い、官民セクターや政府機関との協力が不可欠な状態において、持続的な調和のとれたコミュニケーションだけが、すべての消費者に安全な食品を約束できます。このセッションでは、第三者食品安全認証が取引を広げ、国の規制に関する枠組みを補うという将来性についての洞察を共有します。国際規制機関のリーダーを含めたパネリストは、官民セクターが第三者認証を取引における調和に役立てている地域と世界での取り組みを紹介します。

微生物学の将来

技術的な革新によりもたらされた全ての科学的な混乱のうち、微生物学ほど急速に変化している分野はありません。微生物学における進展は、食品安全のリスク評価者に新しいツール、概念や働き方をもたらしますが、同時に検査、能力や業界における慣習に変化を余儀なくします。このセッションでは、次世代のシーケンシング技術やモデリング、またこれらの手法がもたらし得る懸念を含む、食品安全に関わる微生物学分野の新たな考察方法を取り上げます。学術の域を超えたステークホルダーからの見解は、このような技術の進歩に幅広い重要性を示すでしょう。


アレルゲン管理におけるクリエイティブな解決策

アレルギーによる大きな事故が続いたのち、世界中の食品業界では、今まで以上にアレルゲン管理に対し、注意を払っています。このセッションでは、アレルゲン管理における様々な対策、特にリスク評価の実践的な方法、アレルゲン混入の検出、アレルギーのある消費者に対する情報提供方法などに焦点を当てます。スーパーマーケット向けの個人のスマホアプリから、食品サービス業者向けの配慮された原材料表示ラベルまで、ステークホルダーは消費者に安全を届けるクリエイティブは方法を見出しています。


変化するリテールとフードサービスの顔

情報の「消費」が多様化しているように、消費者が食品を購入し消費する方法も多様化しています。フードチェーン全体が、いつでもどこでも何でも手に入れるという願望に適応しています。このセッションでは、新しく登場したEコマースやB2B、またこれらの影響によりもたらされた食品安全の課題など、現在、フードサービスとリテールに寄せる変化の波を深く考えます。現代の食品サービスとリテールのダイナミズムに規制を適応させながら、トレーサビリティの解決法を元にサプライチェーンを割り出すこと、そして何よりも顧客をよく理解することによって、より的を絞ったリスクコミュニケーションと軽減策を確かなものにできます。

GFSIの成長と次のステップ

最後の分科会では、GFSI理事会メンバーとステークホルダーが、食品安全認証における世界的地位の実績を評価します。理事会メンバーは、加速する認証の増加やそれに伴うGFSIの役割について、規制機関や業界を代表する方々と共に話し合います。議題は、GFSIの将来の成長を見据え、今後のステップを検討すべく活発な議論となることでしょう。 


 


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写真提供 Unsplash Jay Wennington氏