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近年食品業界では、人々の購買方法の根本的変化を感じています。これらの変化をマーケティング担当者やジャーナリスト達が精査分析した内容については、多数報道・出版されており目に触れる機会も多いと思います。

伝統的なレンガとモルタルの店舗にいるかのように、オンラインショッピングをますます快適に使う人々が増えており、その早さと利便性がオンラインショッピングを現代生活に不可欠なものに成しえた要素であると考えることは難しくありません。Amazonではこれを数年前から見てきました。

これが、私がAmazonにいる理由の1つです。消費者として、私は個人的に影響を受け、私のライフスタイルはそれによって変化しました。この種の競争は小売の未来であり、私がこの仕事をしている理由です。

Amazonは本質的に革新的な会社です。このように、最先端の技術は創業以来、我々が常に構築し、進化させているものです。私たちが顧客に注力していれば、カスタマーオブセッション(Amazonにおける一番目のリーダーシッププリンシプル)、引き続き顧客を喜ばせることができるでしょう。消費者の行動は常に変化しており、小売業者としては、私たちが提供している商品を魅力的で、適切で、安全に保つことが重要です。


食品安全の課題は変わっていないが、ビジネスは違う

Amazonはオンライン小売業者かもしれませんが、従前から業界で取り上げられている食品安全上の課題に直面しています。温度と時間は重要な考慮事項としており、例えば製品は正しく保管され、輸送されていることを確認しています。これは、Amazonや競合企業が新しい市場で新しいサービスを提供しようとしている場合においても、重視すべきことです。

私たちは、3つの主なセグメントで、オンラインで食品を販売しています。

  1. Amazon フレッシュは生鮮品を扱うスーパーマーケットのように、生鮮品、冷凍食品、加工食品を販売しています。
  2. Prime Nowは1時間から2時間以内に冷蔵品と冷凍食品をお届けし、最大限の利便性を提供します。
  3. Amazon パントリーなどのAmazon.comの食品カテゴリーは、常温かつ賞味期限の長い食品を提供します。ここではかなりの物量を販売していますが、これらの製品は賞味期限が長く、食品安全のリスクが低いものです。


トレンド分析とコンシューマー・インサイト

私たちは消費者と密接な関係を持とうとしています。これは、優れたサービスと信頼性に対する当社のブランド評価のおかげですが、人々が私たちとどのようにやりとりするかにも大きく依存しています。

消費者は、当社のブランドとの関係を既に持っているため、容易に私たちに連絡します。Amazonは貴重なフィードバック情報として、カスタマーレビューを使用しています。消費者は製品レビューで正直な考えや意見を共有することを好み、それがより豊かな洞察力の源になります。レビューは消費者にとって購入を決めるのに非常に便利です。私たちにとっても、レビューは情報に基づいたビジネス上の意思決定を行う上で非常に貴重なものです。

私にとって本当に面白いのは、これらの情報源からの洞察を活用して、迅速な意思決定と早期トレンドの発見ができることです。この話題は、東京で開催されるGFSIの世界食品安全会議でより詳しくお話しいたします。

消費者をより良く理解することができれば、より迅速な処置を講じ、問題を特定し拡大しないようにすることができます。Amazonでは、テクノロジーを使用して、レビューを含むさまざまなソースから情報をスキャンします。その情報を調査に活用し、製品の潜在的な問題を迅速に理解することに活かしています。多様な製品を提供することで、多くの製品について効率的な方法で貴重な情報を得ることができます。私たちは、お客様相談室に電話してこられた消費者や直接店舗に返品された消費者に頼る必要はありません。他のルートで発見されるよりもずっと前に潜在的な問題を発見することができます。これらは、食品安全基準とベストプラクティスを維持し続けるうえで特に重要です。食品安全に関して本当に進歩を遂げるためには、企業や食品安全の専門家は、テクノロジーとデータについて懸命に考える必要があります。

私がこの仕事に就きたいと考えている学生と話す機会があるなら、データ、データシステム、コンピュータサイエンスについて学ぶ時間を費やすとよいと言うでしょう。それは、私にとっては、食品安全の未来です。インフラストラクチャーやオンラインシステムを理解する必要があり、基本的なコーディングを知る必要があります。これが未来です。さらに微生物学や食品科学のような主題の専門知識も合わせて有するなら、あなたは将来有望です!

私は次回の世界食品安全会議でこのトピックについて話すことに興奮しています。来年3月に東京で開催される世界食品安全会議にご参加いただければ幸いです。
 


この投稿の寄稿者:

Carletta Ooton
副社長、安全衛生、サステナビリティ、セキュリティ、&コンプライアンス
Amazon、米国


 

 Join us in Tokyo at GFSI's Global Food Safety Conference 2018

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